漆乾燥中に付き、ガイド固定を先に
今回はまだ、緑の漆が十分乾燥していないので、チタンSICガイドNo7・No8を先に取り付けます。
チューブラーに直接地下に取り付けるのではなく、取り付け前に補修糸太でガイドの足全長の2.5倍の長さ分を下巻きしておきます。
下巻きする理由は、直接地下付けにすると、数年間、時間や強い曲がり、紫外線、海水によって固定接着面が劣化したり。糸に塗った塗料が傷で割れたりする事で、ガイドにガタが出てきます。経験済みなのです。下巻きすると、傷や衝撃に対し、弾力が塗装の割れを保護して傷みが少ないように思います。
継ぎ口部分は、一番最初にドリルで加工時に下巻き完成しております。今回は中間部、一番手前のガイドの下巻きです。
拡大画像です。ポイントがあります。必ず下巻きは、糸が重ならないよう巻くことです。重なると漆を塗るとき必ず段差が出て、非常に見栄えが悪く、愛着がわきませんよ!
今回はチタンSIC(T-LNSG7JNと同8)を使用します。天然石のガイドも検討しましが、デザインがどうも好きになれません。
いよいよ、取り付け開始です。まず、セロテープでガイドを予定する位置に借り止めしておきます。こうすると糸で留める際動かなくて細かい作業が苦になりません。
片方が固定できたら、セロテープをはがし反対側をとめます。糸は必ずガイドの足外側から巻いてください。うまく巻くポイントは、ガイドの足に糸が乗る際、強いテンションをかけたままで巻くと、糸がガイド足から転落しますので、足に乗せる際は、ゆるく巻くか、ほんの少し接着剤を糸に付けるとガイドの足にうまく乗ります。いったん糸が乗ると、強く巻いていきます。私は接着剤は使用しないでゆるくしてのせます。後でガイドの向きを微調整しなければならない為です。
手前のガイドから取り付け、完成したところ。でもまだ固定はしてはいけません。
このようになりましたが、ここにまたポイントがあります。それは、ガイドの向きなのです。
この向きがほんの少しでもずれていると、竿作りは失敗と言っても良いと思います。機能的にはリールシートに比べ、問題は少ないのですが、私はゆがみあると、その竿は好きになれません、愛着がわきません。
何度も、何度も前や後ろから、上から、遠くから、糸を張りして確認し、微調整を行います。まだこの時はガイドが動かせる状態です。
確信が持てたならば、瞬間接着剤で本固定をします。
今回は、補修糸を紹介しやすいように、オレンジの極細でガイドを固定しましたが、色は何でもかまいません。この上に漆の黒がまだ乗るので、色は関係ありません。でも、糸の重なりは無いほうが後の作業がきれいにできます。
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